2021年5月25日、OPPOブランドを運営するオウガジャパンより日本向けにチューニングを合わせたRenoシリーズの新作、Reno5 Aを発表しました。
前機種のReno3 Aとの違いを見ながら、どんな機種かまとめてみました。
・スペック向上したSnapdragon765G搭載のミドルハイクラス
・カメラで選ばれたい5Gスマホ。
・日本市場向けの「A」付きのReno。防水・おサイフケータイ付き
OPPO Reno5 Aの価格

Renoシリーズは、ミドルスペックのスマホです。フラッグシップ機のような性能はないけど、その分、手に取りやすい価格になっています。
Renoシリーズの中でも商品名の末に「A」が付いているものは、日本市場向けに開発されたスマホです。早速価格を見てみましょう。
Reno5 A | Reno3 A | |
価格 | 6GB RAM/128GB ROM 43,800円(税込) | 6GB RAM/128GB ROM 39,800円(税込・2020年6月発売時) |
前モデルのReno3 Aよりは4000円高い価格設定になっています。価格差の違いがどこに出ているのか、スペックを細かく見ていきましょう。
Reno5 AのSoC、パフォーマンス

Reno5 Aは前モデル3 Aよりも、スペックが高くなっています。スマホの頭脳に当たるSoCの処理能力が違います。
スペック比較は以下の通りです。
Reno5 A | Reno3 A | |
SoC | Snapdragon765G | Snapdragon665 |
RAM/ROM | 6GB/128GB(最大1TBまでmicroSD対応) | 6GB/128GB(最大256GBまで micro SD対応) |
バッテリー | 4000mAh | 4025mAh |
5G | 対応(ミリ波非対応) | 非対応 |
(参考)Antutu ベンチマーク | 303,000 | 184,000 |
前モデル3 Aは評判の良いスマホでしたが、処理能力に関しては控えめで動画視聴のスクロールでも若干もっさりすることが公式twtterでもコメントされていました。
Reno3 Aと比較するとReno5 AのSoCはスペックアップしています。搭載しているSnapdragon765Gは5G回線対応しており、処理能力も改善されています。
5Gについては関連記事があります。
国が認めた「なんちゃって5G」とは?一気に5G通信網拡大となるか?Antutuベンチマークは世界的にスマホの性能を数値化する指標です。現在の最高値がSnapdragon888の70万点程(正直オーバースペック!)。
最上位スペックではないですが、Antutuベンチマーク30万点あれば通常使用であれば、全く問題のない使用感が得られます。
Reno5 Aのカメラ

Reno5 AとReno3 Aのカメラ構成は共に広角レンズを含めた4眼カメラです。同じ4眼ですが、カメラの違いとしては、メインカメラの画素数が向上しています。スペックは以下になります。
Reno5 A | Reno3 A | |
リアカメラ | メイン64MP 広角8MP モノクロ2MP マクロ2MP | メイン48MP 広角8MP ポートレイト2MP モノクロ2MP |
インカメラ | 16MP | 16MP |
カメラの良し悪しは画素数では語れないのですが、最新のものは写真を書き出すエンジンが良くなっていますので、同じクラスのスマホなら新しい機種の方が写真はきれいです。
Reno5 Aは「カメラで選ばれたい5Gスマホ。」とキャッチコピーが付いている程、カメラには自信を持っています
Reno5 Aでは撮れる写真機能も進化しています。Reno5 Aで撮れるようになった2つの機能を紹介します。

夜景でライトが玉ボケる写真はReno3 Aでは撮れないものです。一眼カメラの様で雰囲気がある写真が撮れます。
夜景がキレイに撮れるスマホは多いですが、玉ボケが撮れるネオンポートレイトは使用頻度も高い機能になりそうです。

Reno3 Aに無い機能として、インカメラとアウトカメラを同時に録画して、1つの動画にしてくれる機能があります。
大事なシーンを撮っている人は自分が動画に写れないですが、アウト/イン同時動画撮影機能を使うと撮影側、撮られる側が動画に写ることが出来ます。
Reno5 Aのサイズ、ディスプレイなど
Reno5 AはReno3 Aよりも少し大きくなって、少し重くなっていますが大きな差は無いです。
Reno5 A | Reno3 A | |
画面サイズ | 6.5インチ | 6.44インチ |
本体サイズ | 162.0 x 74.6 x 8.2mm | 160.9 x 74.1 x 8.2mm |
重さ | 182g | 175.5g |
ディスプレイ | AMOLED(有機EL) | LTPS液晶 |
解像度 | 2400 x 1080(FHD+) | 2400 x 1080(FHD+) |
防水防塵 | IP68 | IP68 |
NFC | 対応(おサイフケータイ対応) | 対応(おサイフケータイ対応) |
USBポート | Type-C | Type-C |
イヤホンジャック | 3.5mm | 3.5mm |
Reno3 Aでは高価とされる有機ELディスプレイが、Reno5 Aでは液晶(LTPS=低温ポリシリコン)に変わっています。5G対応、スペックアップしながらも価格を抑えるためと思われます。
防水防塵レベルはIP68(水道水で水深1.5mに沈め30分に耐えれる&粉塵が入らない設計)で、おサイフケータイ対応対応と日本市場でニーズが高い機能は引き継いでいます。
ワイヤレスが流行っていますが、有線派もまだ多いので有線のイヤホンジャックも引き継いて対応です。
Reno5 Aのまとめ
価格も4万円前半で、カメラを楽しめるミドルハイスペックのスマホ Reno5 A。
安価ながら4眼カメラ搭載を実現しつつも、スペックが今一つだったReno3 A。この弱点を補うスペックを搭載してカメラ機能を充実させたReno5 Aには弱点がないです。
価格もスペックも高いフラッグシップスマホ好き以外の方にはおすすめできるスマホです。
万人に受け入れられる充分な機能で、程良い価格を実現しています。これは、また売れそうな予感…
取り扱い店は以下になっています。
販売チャンネル | 販売店 |
MNO(通信業者) | Y!mobile(予約5/28/発売6月上旬予定) Rakuten Mobile(6月中旬以降) |
MVNO(SIM販売業者) | IIJmio / gooSimseller / BIGLOBE mobile / EON Mobile QT mobile / Fiimo / LinksMate |
Retail(販売店) | エディオン / Joshin / ノジマ / ビックカメラ ヤマダ / ヨドバシカメラ / WonderGOO |
ECサイト | Amazon / ひかりTVショッピング Paypayモール店 / 楽天市場店 |
公式HP:https://www.oppo.com/jp/smartphones/series-reno/reno5-a/
IIJmioでは6/11からOPPO Reno5 Aの取り扱いを開始します。
SIM各社の販売スマホデータをまとめた記事もご参考くいださい。
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