完全ワイヤレスイヤホンって落として失くしそう!そう思ってましたが、こんなご時世、家から出ることもあまりなく。完全ワイヤレスイヤホンを試してみたくなりました。
そこで色々と調べて今回買ったのが、多くのレビュー記事で高評価だったSOUNDPEATS Sonicです。選んだポイント、どんなイヤホンか、使用感をまとめてみました。音は好み、接続も良好、デザイン良し!良い買い物になりました。
AmazonでSOUNDPEATS Sonicを見てみるSOUNDPEATS Sonicはどんなイヤホン
- SOUNDPEATS?聞いたことない!
- どんな特徴のイヤホンなの?
- なんで選んだの?
Sonicが気になっている方の回答が出来るよう、まとめてみました。
SOUNDPEATSはどこのメーカー
SOUNDPEATSは中国のイヤホンメーカーです。設立は2013年と比較的新しいメーカーですが、日本最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」に数々のイヤホンを受賞させています。初耳の方もいると思いますが、イヤホンをチェックしている方には、お馴染みのメーカーと言えます。Amazonでもストア登録をしていて購入もしやすいです。
SOUNDPEATS Sonicの特徴
SOUNDPEATS SonicはVGP受賞商品ではありません。それでも僕がSonicを選んだのは、ケースなしでも長時間の再生が可能な点です。主な特徴をまとめてみました。
ケース無しで15時間再生
僕がSonicを選んだ最大の理由はイヤホン単体で15時間再生が可能なことです。リモートで仕事をしていると、一日中イヤホンすることもあります。通常の完全ワイヤレスイヤホン単体での再生時間は5~8時間程度が主流ですので、Sonicの15時間再生は飛び抜けて長いです。付属の充電ケースを併用すると35時間程使えます。
aptx Adaptive対応
音質と遅延を向上させたコーデックaptx Adaptiveに対応しています。デバイスとイヤホン間の電波状況を判断しデータ量を調整することで、途切れない、高音質を実現したもので、半導体企業のクアルコムが開発しました。
Sonicはaptx Adptive対応になっていますが、送信側(スマホなど)もaptx Adaptiveに対応している必要があることは注意点です。
左右同時伝送式で片方でも利用可
SonicはTrueWireless Mirroring対応のため、イヤホンが左右独立して音楽を聴くことができます。左右同時接続はこれまでもTrueWireless Stereo Plus(TWS Plus)がありましたが、スマホなど送信側もTWS Plusの対応機でないと左右同時接続ができませんでした。TrueWireless Mirroringはスマホなど送信側に依存せず、左右同時伝送を実現します。
TrueWireless Mirroringもクアルコムが開発したものです。
価格が5000円以下
ワイヤレスイヤホンは安いものだと2000円台からありますが、これだけの高機能でSonicは5000円以下。試しやすい価格なのも良いです。
スペック
スペックは以下になっています。
Bluetooth | Bluetooth5.2/HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
チップセット | QCC3040 |
対応コーデック | SBC、AAC、Aptx Adaptive |
最大通信距離 | 最大10m |
バッテリー | 140mAh+400mAh |
サイズ | イヤホン本体:20.5x18.3x27.2mm 充電ケース:61x38.9x34.7mm |
重さ | イヤホン片耳:約6g 充電ケース:約47g |
防水レベル | IPX5(あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない) |
SOUNDPEATS Sonicのサイズ、パッケージ
まずはパッケージです。
パッケージ写真のアップを見ていたので、外箱の小ささに驚き。え、ちいさい…クロレッツのボトルと然程変わらないサイズ。
そして、ケースもプチサイズ。初完全ワイヤレスイヤホンという事もあるかもですが、イメージとのギャップのある小ささに違和感。平面はフリスク程度。
肝心のイヤホンは逆に大きく感じましたが、でも完全ワイヤレスとしては普通か。有線のカナル型しか使ってこなかったので、僕のサイズ基準は小さいです。装着しやすいのか気になる…(装着感は後で出てきます)
そして付属品たち。イヤーピース(3種類)、USB Type C、取扱説明ガイド&保証書
直営店からの購入の場合、注文日より12か月の製品保証がありますが、保証延長登録・会員登録をすると、さらに12か月(合計24か月)保証が延長になります。2年あると別のイヤホンに買い替えてそうだけど、保証2年は安心感がありますね。説明書は日本語記載もあります。
価格が4000円台ですが、安っぽく見えないです。ピンクゴールドの波のデザインが少々フェミニンな印象もありますが、ケースはかっこいいです。イヤホンの「S」マークは好みがわかれるところかな…メタリックなカラーリングには白く光る「S」マークはあってます。
SOUNDPEATS Sonic レビュー
実際に購入してますので使ってみた感想をまとめてました。
操作感
Sonicのウリの1つでもある、物理ボタンを採用しています。押し込むとポチっと押した感覚があります。操作はこの物理ボタンを押して行います。押したボタンの回数、長押しで操作ができます。
再生/一時停止 | (左右どちらでも)1回押し |
音量 | アップ:右ボタン2回押し / ダウン:左ボタン2回押し |
曲送り/曲戻し | 送り:右ボタン 長押し / 戻し:左ボタン 長押し |
受話/終話 | コール時(左右どちらでも)1回押し |
着信拒否 | コール時(左右どちらでも)1回長押し |
音声アシスタント | 右ボタン 3回押す |
ゲームモード | 左ボタン 3回押す |
ボタンは硬くはないですが、押した感じがしっかりとあるので、何回押したかもわかりやすく、操作感は良いです。
装着感
装着するとこんな感じです。耳から飛び出ている部分が大きいですが、重量が片耳6g程と軽いので、本体の重さで落ちそうな感じもないです。大きさからすると、ホント軽いので装着感は悪くないです。
耳のサイズ、形により差がでてしまいますが、遮蔽感は高いイヤーピースです。
イヤーピースは付属品の「中」と「大」を使い回しています。遮蔽感は「大」が一番強いのですが、結構周りの音も聞こえなくなります。音楽を聴くには、遮蔽感が高くてクリアに聴こえる「大」が良いのですが、遮蔽感がある分、耳に「入ってる感」がはあります。装着していると宅配のピンポン(呼び鈴)が聞き取りにくくなるくらいの遮蔽感です。
また「大」はフィット感が強く耳穴が少々窮屈で長時間聴いていると耳に違和感が出てきます。痛くなるようなレベルではないです。
音質・音声再生
僕にとっては初の完全ワイヤレスイヤホンで、有線型のワイヤレスイヤホンよりは音も悪いかな…と想定していましたが、Sonicの音は持っているワイヤレスイヤホンの中で一番好みの音でした。
高音がクリアで女性ボーカルが特に際立って聞こえます。低音のボンボンと鳴る音圧が良く伝わりますが、低音部分の再現力は高音程ではないです。音のタイプはドンシャリ系にあたります。ライブのような臨場感、空気感の再現は苦手な印象です。
Sonicのホームページには「日本人の耳を意識したサウンドチューニング」とあります。アニソンなどのボーカルの伝わりを特に重視している印象を受けました。高音が強めなので、長時間だとは聴き疲れる方もいるかもしれませんが、どのジャンルの曲でも楽しめます。
通常再生とゲームモードをピアノタイル系の音ゲーで試してみましたが、ゲームモードにしなくても遅延を感じませんでした。通常再生でYoutube、Amazonmusicのミュージックビデオも試してみましたが音ズレは感じませんした。
一度再生デバイス(スマホなど)と接続設定後は、充電ケースから取り外すと自動接続されます。繋ぎ直しの際の接続は速くて、スムーズなので心地良いです。散歩中に使っていても音が途切れることはありませんでした。
SOUNDPEATS Sonicまとめ
5000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンのSOUNDPEATS Sonic。3行でまとめると、こんなイヤホンです。
- ケースなしでも15時間再生可能
- 接続はBluetooth5.2で良好、aptx Adaptive対応
- 高音が強めでクリアなドンシャリタイプ
安っぽさもなく、メカメカしくないソフトなデザインも良いですね。
これまで有線ワイヤレスイヤホンを使ってましたが、完全ワイヤレスイヤホンの快適感は使ってみるとわかります。有線から、有線ワイヤレスに変更した時に感じた快適さと同じくらいのインパクトがあります。有線で起こりがちなタッチノイズが無いのは、イメージ以上に快適でした。
完全ワイヤレスイヤホンを探している方には、Sonicは買いやすい価格でおすすめです。買って良かったです!
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