普段TAOTRONICSのTT-BH07 MK2を愛用してますが、なんか良いイヤホンないかな?と探した結果SONYのWI-C310を買いました。手元には借り物のBeats Flexもあったので、3機種の聴き比べをしてみました。長時間聴けるリモートワーク用でイヤホン探している人など、参考にごらんください。
Beats Flex、SONY WI-C310、TAOTRONICS TTBH07 MK2の価格
ちょっとずつ価格も違う3機種ですが、それぞれヒットした機種です。
機種 | 価格 |
Beats Flex | 5,400円 |
SONY WI-C310 | 4,136円 |
TAOTRONICS TTBH07 MK2 | 2,999円 |
5000円を超えるかどうかって、検討のポイントになる人も多いと思います。価格差も参考にどうぞ。
音についてのレビューは個人差があり難しいところですので、感想程度にご参考ください。
TAOTRONICS TTBH07 MK2
このイヤホンは一番付き合いの長いものです。コスパ最高と評判の高い「TT-BH07」を日本向けにチューニングして作り直したのが「TT-BH07 MK2」です。日本向けチューニングってなんだ?と思いますが、アニソンやボーカル再生に合わせたのではないか、と思います。20時間の再生、防水IPX5に対応しています。
主なスペックは以下の通り
発売日 | 2020年6月5日 |
Bluetooth ver | 5.0 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
オーディオコーデック | SBC,AAC |
再生時間 | 最大20時間 |
充電時間 | 約2時間 |
サイズ | サイズ 690 x 29.4 x 32 mm |
重量 | 17.8g |
付属品 | 充電ケーブル(Micro USB) イヤピース 3ペア ( S / M / L ) イヤフック 3ペア ( S / M / L ) 収納ポーチ 取扱説明書 |
形状が耳を支える形ですがフィット感が良いです。かと言って耳が痛くなったり、締め付ける感もないので長時間の着けていられました。リモートワーク中に気に入って使ってました。1日聴いていても切れないバッテリーも良かったです。
この痛くない感は音に関してもそうでした。
ボーカルはちゃんと聞こえますが、耳をツンツンと刺激するでもなく、音が少し遠くに感じます。また聞こえない音(楽器などの余韻の音)が、多くフラットな印象です。低音のドンドンがあまりなく、曲の印象が作業中の仕事に響きません。音自体で耳の痛いくなる、疲れることが少なく、リモートワーク中の作業用には良いイヤホンです。
価格も安いし、防水もあるので、ながら作業やジョギングには向いていそうです。
一番長時間使っていたのがこのイヤホンなので、レビューもTTBH07 MK2との比較になります。
防水の表記については参考記事があります。
関連記事:IP67ってどんな防水?スマホの防水防塵規格について
BEATS FLEX
Appleが買収して、Apple向けイヤホン・ヘッドホンの印象があるBeatsですが、BEATS FLEXは僕のandroidスマホ(OnePlus7T)でも使えました。androidとの互換性はスマホによるようです。
BeatsXの後続機に当たるBEATS FLEX。Appleの「W1チップ」が搭載されています。BeatsXが1万円程度なのに対し、BEATS FLEXはその半額程度の価格になっています。その上でバッテリー駆動時間はより長く、スペックアップしています。
主なスペックは以下になります。
発売日 | 2020年10月21日 |
接続 | Apple W1チップ Class 1のワイヤレスBluetooth® |
再生時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 10分で1.5時間再生可能 |
サイズ | サイズ 864 x 106 x 160 mm |
重量 | 18.6g |
付属品 | Beats Flexワイヤレスイヤフォン 4つのサイズから選べるイヤーチップ USB-C – USB-C充電ケーブル クイックスタートガイド |
初BEATS FLEX。最近でこそ良く見る様になりましたが、一時はオシャレアイテムの1つでしたので、音に関しても期待してました。
聴いてみると、大人しい。洋物なのに大人しい。すごく聴きやすい。長く耳に入れてても大丈夫な音。ちょっと遠くに感じるせいなのか、低音のドンドンもあるし、TT-BH07 MK2と比べると余韻もあるし、聞こえている音がたくさん聞こえてる。ボーカルは近く感じて高音の伸びがあって、バランスが良く、どんなジャンルを聴いても不満はなかったです。クリアな音です。
TT-BH07 MK2と比べれば明らかに、音が多くて聴きごたえがあって、ボーカルも良く感じます。ハウジングの微妙なこもり感が絶妙です。こもり具合が良く耳疲れがなく癖がないので、作業には向いているイヤホンです。シャリシャリした刺さる感じはまるでないです。
SONY WI-C310
今日届いたばかりのイヤホンがWI-C310です。レビュー見たり、家電量販店で視聴してから買いました。買ったばかりなので、数時間ピンクノイズを流して少しエージングをしてから聞いてます。
主なスペックは以下です。
発売日 | 2019年6月11日 |
Bluetooth ver | 5.0 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
オーディオコーデック | SBC,AAC |
再生時間 | 最大15時間 |
充電時間 | 約3時間 |
サイズ | コード長さ実測86cm |
重量 | 19g |
付属品 | 充電用USB Type-C(TM)ケーブル(20cm) ハイブリッドイヤーピース(S、M、L) 保証書 取扱説明書 |
WI-C310にはWI-C200という廉価版がありますが、音質に関する箇所はWI-C310と変わりがなく、コードとカラーリングが変わっています。コードは絡みにくい平コードがWI-C310には使われていて、WI-C200は丸いコードになってます。執筆時点ではAmazonで1000円くらいの差がありますので、コードと色などが気にならない方はWI-C200もアリです。量販店の視聴でも310と200の音の違いがわかりませんでした。
AmazonでSONY WI-C200を見てみるエージングが足りないのか、少々シャリシャリします。低音のドンドンもあって、音の余韻もあります。ボーカルは前に出てはっきり聴こえ、女性ボーカルは息遣いも感じます。どの楽器もクリアではっきりと音がします。
その分、にぎやかさがあれど、少しまとまりが悪い印象もあります。長時間は耳疲れそうです。これエージングで解消するのかな…視聴した時もにぎやかな感じはあったけど、こんなに尖った印象はなかったです。迫力があって曲を楽しむには良いイヤホンに感じます。エージングで印象が変わったら加筆します。
まとめ
3機種聴いてみて、一番良かったのはBEATS FLEXでした。結構色んな曲をそれぞれ聞いてみましたが、ハウジングが効いているのに、こもり過ぎず、キレイに音にまとまりを作っている印象です。ずっと聴いていられるイヤホンです。
WI-C310は、音がクリアでドラマチックに感じますが、ちょっと耳に刺さります。女性ボーカル好きなら、前面に来るボーカルが気に入ると思います。今日届いたばかりのWI-C310なので、もっとエイジングしてみます。
TT-BH07 MK2は価格が一番安いし、音が単純化された印象がありますが、長時間聴くには、やっぱり悪くないなと思います。とは言え、BEATS FLEXにはかないません。極力安く!がテーマならおススメできます。
利用環境はリモートワーク中、自宅のみなのでbluetoothの接続などは基本問題がない環境です。またリモート会議などのマイクはパソコンのものを使っているので、マイク機能についてのコメントはありません。音楽はAmazonMusicで聴いています。
今回の3機種はコード有のイヤホンです。完全ワイヤレスは耳から落ちると失くしそう、料理中に鍋に落ちそう等の懸念を感じてコード有を好んでます。
リモートワークで長時間聴くイヤホンをテーマにレビューしてみました。参考になれば幸いです。