LGの新商品は画面が回るスマホ「WING」。これまでもLGはパカっと本のように広がるスマホ「V60 ThinQ 5G」など一風変わったスマホを販売してましたが、今回は画面が回転して2画面になるスマホです。価格も販売ルートも発表されていませんが、早速内容を見てみましょう。
LG WINGってどんなスマホ
画面が回転するとは?と思った方、上の画像のように回転します。そして回転した下の部分がディスプレイにもなってます。回転して2画面であること、これがLG WINGの特徴です。この2画面でどんなことが出来るのか見ていきますが、まずはスペックから。
タイトル | LG WING |
SoC | Snapdragon765G |
RAM | 8GB |
ROM | 128/256GB |
アウトカメラ | メイン64MP 広角13MP ジンバル広角12MP |
インカメラ | 32MP |
ディスプレイ | 6.8+3.9インチ2画面 |
サイズ | 169.5×74.5×10.9mm (閉じた時) |
バッテリー | 4000mAh |
Snapdragon765Gは最新の700番台のSoCで5G対応のものです。ハイランクの800番台を使ってないので、価格は抑えたものになるかも知れません。Soft Bankで販売のLG V60 ThinQ 5Gはsnapdragon865搭載のブックタイプですが、価格は値引き無しで14万円程。
ソフトバンク取り扱いのLG V60 ThinQ 5G
V60 ThinQ 5Gと比べると安くなると思われます。V60 ThinQ 5Gの特徴は2画面ですが、この2画面で別々のタスクをこなせる所が斬新でした。例えば片面で検索、片面でショッピングなど。2画面を使ったマルチタスクが出来るという点はLG WINGにも通じる所です。
マルチタスクとしては、動画を観ながら検索をしたり、
ナビゲーションを立ち上げたまま、音楽を聴いたりができます。しかし、驚くべきはカメラ機能…いや、ビデオ機能と言っても良いくらい動画撮影機能が充実しています。
カメラで二画面にすると、下の部分がジンバルの役割になります。中央に表示されたステックでカメラアングルが変わります。つまりレンズの向きが変わる、レンズが動くんです。スマホのレンズが動く機種と言えば、VIVO X50 Proがありますが、LG WINGの方が機能は充実しています。何よりこの形だとジンバルがいらないビデオ撮影が可能です。
関連情報:VIVOってどこのスマホ?VIVO X50 Pro発売
インカメラはポップアップ式で、前面と背面の同時撮影も可能になっています。上の図では、2画面表示ですが、前面をワイプにして撮影することも可能です。
回転するし、ポップアップ式カメラ…少し壊れやすそうな印象も受けますが、製品のテストと、色んな衝撃に耐える仕様になってます。アメリカ国防総省制定MIL規格MIL-STD-810Gの9個(衝撃、温度衝撃、振動、湿度、高温(保管)、高温(操作)、低温(保管)、低温(操作)、低圧(高度))に合格した堅牢さ。ガンガン使えます。
LG WINGのイメージビデオ
イメージビデオと使用感の動画がありました。
主に開封メインの動画ですが、カメラの使用シーンもあります。
まとめ
一風変わったスマホLG WINGは、これまでのスマホと違ったスマホ。まとめると以下になります。
・ビデオ機能が充実でジンバルいらず
・前面ポップアップカメラ
・稼働部分が多いながらも堅牢なデザイン
・SoCは最新のSnapdragon765Gで充分な処理能力
売れるかどうかと聞かれると、新し過ぎて微妙な感じはします。が、少なくとも僕は欲しいと思いました。マルチタスクと動画が強化されたスマホ、使ってみたいです。最大の魅力はやはり動画機能ですね、スマホにジンバル要らない動画が撮れる。あとは価格ですね。これだけ独自性が強いので、安い価格にはならなそうです。LGはキャリアの取り扱いの可能性もありますが、是非SIMフリーで販売してもらいたいですね。
伝えきれなかったLG WINGの魅力は公式ページでも確認してみてください。
公式ホームページ:https://www.lg.com/global/lgwing