Xiaomi Japan新製品発表会を6/2開催。Mi Note 10Lite/Redme Note 9S　スペックの比較、違いは？

Xiaomiがスマホの日本市場に参入したのは2019年12月のこと。投入機は1億画素のMi Note 10（Pro）のみ。ハイエンドからエントリーまで世界中でスマホを売っているXaomiとしては少し物足りないラインナップでした。今回日本市場に投入予告のあったMi Note 10LiteとRedmeNote9Sはどんな商品なのでしょうか？

Mi Note 10Lite/Redme Note 9S スペック

両方ともフィリピン市場ですでに販売されている機種です。フィリピンのXiaomiの公式から抜粋しました。ともに５Gは非対応です。

２機種の違いは？

スペック表を見ると主な違いは以下です。

• CPU(SoC)がMi Note 10Liteの方が１世代新しい
• RAMがMi Note 10Liteの方が大きい
• カメラはMi Note 10 Liteの方が良い
• ディスプレイはMi Note 10Liteは有機EL
• 価格はRedmeNote9Sの方が１万円程度安そう

Mi Note 10Liteの方が総じて性能は良いです。が、この差がすごく大きいかというと、そうでもない気がします。両方ともミドルクラスのスペックなので、適度な性能を希望する人、コスパで選ぶ人が対象になりそうです。そうなると価格差１万円があるのは、Redme Note 9Sの強みになます。

スペックはフィリピンで発売のものなので、日本仕様に変更の可能性はあります。

Xiaomiの日本市場戦略

今回、Redmeブランドは日本初上陸で日本の知名度は極めて低いです。しかしXiaomiはインド市場でトップシェア30％（2020年第一四半期）。XiaomiのRedmeブランドは安価な価格帯での戦略が成功しています。

日本でも高価格帯ではなく、比較的安価な２製品を投入しているはインド市場の戦略と同じなのかも知れません。しかも新商品なのに５G非対応という現実的ラインナップ。実際、日本では高価格帯よりは安価なandroidスマホの方が売れています。ライバルOPPOのヒット商品「Reno A」や「A5 2020」が手に取りやすい価格帯だったことも、今回の投入機種に影響していると思われます。

2020年6月2日には、Xiaomi Japanの新商品発表会があります。キャリアからの販売か、SIMフリーとしての販売か、当日の発表が待たれます。auでは夏にMi 10Lite（５G対応機）の発売が発表されていますが、それに先駆けての新商品発表でした。販路も拡大して取り扱いも増えています。

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