本日(2020年6月2日)HuawaiとXaomiにて新製品発表会がありました。HuawaiはP40シリーズからMatePadシリーズ、MateBookProXなどスマホからノートパソコンまで発表。一方、XaomiはMi Note 10LiteとRedmeNote9Sのスマホ2機種の発表でした。今回は両メーカーの価格帯がバッティングする2機種をピックアップしてみます。
価格はほぼ同じ!P40lite 5GとMi Note 10Lite
Xiaomiはモデルが複数あって一番安いモデルの価格と、発売開始から割引があるP40lite 5Gが現在同じ価格になっています。まずは、スペックから。
Mi Note 10Lite | P40lite 5G | |
日本販売日 | 2020年6月19日 | 2020年6月9日 |
クラス | ミドルクラス | ミドルクラス |
参考価格 | 39800円 6/64GBモデル (6/2時点Amazon) | 39800円 (6/2時点Amazon6/64G) |
SoC | Snapdragon730G | Kirin820 |
RAM | 6 / 8GB | 6GB |
ストレージ | 64 / 128GB | 128GB |
アウトカメラ | 64MP(SonyIMX686 f/1.89) 8MP(f/2.2 超広角) 5MP(f/2.4 深度センサー) 2MP(f/2.4 マクロ) | 64MP(f/1.8) 8MP(f/2.4 広角) 2MP(f/2.4 マクロ) 2MP(f/2.4 深度センサー) |
インカメラ | 16MP(f/2.48) | 16MP(f/2.0) |
ディスプレイ | 6.47インチ 3D曲面AMOLED | 6.5インチ TFT液晶 |
ベンチマーク(Antutu) | 264493 | 373000 |
サイズ | 157.8x74.2x9.67mm | 162.3x75x8.58mm |
バッテリー | 5260mAh | 4000mAh |
重さ | 204g | 189g |
その他 | デュアルNano-SIMスロット 3.5mmheadphonejack | Nano-SIM NMカード(Max256GB) 3.5mmheadphonejack |
OS | MIUI 11(Android10ベース) | EMUI 10.1 |
ネットワーク | GSM:B2/3/5/8 WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19 LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 LTE TDD:38/40/41 | 5G NR: n1/3/28/38/41/77/78/79 4G FDD LTE: B1/2/3/4/5/6/7/8/12/17/18/19 /20/26/28/66 4G TDD LTE: B34/38/39/40/41 WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
対応SIM(4G) | ◎docomo(1,3,19) ◎au(1,18/26) ◎Softbank(1,3,8) | ◎docomo(1,3,19) ◎au(1,18/26) ◎Softbank(1,3,8) *5Gは3社とも対応 |
こうして比べてみるとポイントは以下になります。
- P40lite 5Gは5Gにも対応
- ベンチマークはP40lite 5Gが高い
- カメラスペックはほぼ同じ
- バッテリーはMi Note 10Liteの勝ち
- P40lite 5GはNMカード対応(外部ストレージ)
- P40lite 5GはGMSが使えない…
こうして見ると、P40lite 5Gの方が充実しています。5G対応で、処理能力も高いです。スマホとしてはP40lite 5Gの方が優秀です。
気になるのはバッテリーです。P40lite 5Gは電池を食う5G対応。Mi Note 10Liteは5G非対応で5260mAh。2機種のバッテリー持ちは数字以上の差があります。バッテリー重視の場合にはMi Note 10Liteは魅力です。
通常利用を想定しているなら、どちらもスペック的に不足はありません。ある程度重いゲームもできる機能です。しかし、1点大きな差があります。P40lite 5GはGMSが使えないことです。
GMSが使えないP40lite 5G
GMSとはGoogle Mobile Serviceの事。Huawaiはアメリカのエンティティリストに加えられたことで禁輸措置の対象になっています。その影響で米企業のGoogleとの取引が制限されています。この影響で現在GMSが使えないのです。
GMSが使えないということは、スマホと連動したGmailや、GooglePlayが使えないということ。これまでのAndroidスマホで使ってたGooglePlayで落とせるアプリが使えないのです。
その代わりにHuawaiが独自開発しているHUAWEI AppGalleryを使うことになります。ちなみにAppGalleryにLINEがあるので、LINEは問題なく使えます。おもな日本向けアプリは現在、下の画像のものがあります。アマゾン、メルカリ、TikTokなどは使えます。
Huawai P40lite 5Gに向いている人
- 新機種だし、5Gは使いたい
- 同じ値段ならスペックが高い方が良い
- 外部ストレージは欲しい(NMカード)
- LINE使えるなら問題ない
AppGalleryは急速に拡大していて、今後はGooglePlayに劣らないラインナップになるかも知れません。バッテリーは気になっても40Wの急速充電が可能。カメラも十分キレイだし、通常利用には全く問題のないスペックのスマホです。
Xaomi MiNote10Liteに向いている人
- 5Gはエリア狭いからとりあえず今不要
- バッテリー気にしたくない!大容量重視
- Dual SIMで運用したい
- ディスプレイは有機ELが良い
スペック的にカメラも十分キレイ。今の時点で5Gを選択しないのは妥当とも思います。ガンガン利用してもバッテリーは大容量で問題ないです。Dual SIMで運用できるし、ディスプレイが曲面なのは有機ELならでは。
まとめ
Huawai、Xiaomiの同価格帯2機種を比較してみました。同日発表の機種なので、今買い替えを考えている方の参考にしてみてください。
お得なスマホを探している方は、格安SIMとのセット購入はいかがでしょうか。最新情報をまとめた記事がありますので、ご参考いただければと思います。
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