スマホカメラにマニュアル撮影が必要な理由。夜景をプロモードで撮るOnePlus7Tの作例

最近のスマホカメラは、ホントにキレイに撮れます。もともと僕は一眼カメラのライトユーザーでした。今は重い一眼を持ち出して撮影したい気分になりません。スマホでいいじゃん!と思ってしまうのです。撮影画質の問題よりも、手軽さの方が価値を感じてしまいます。指先1つのタップで適度な設定に合わせて撮ってくれるスマホ。しかし、それだけでは撮ることができないシーンもあります。今回は東京アラート中の夜の都庁を撮ってみました。

マニュアル撮影とは

オートでなく設定を自分で決めて撮影するモードのこと。OnePlus7Tで言うと「プロ」モードになります。以下の5項目が自分で設定できるモードです。

  • ISO(光に対する感応度)
  • WB(ホワイトバランス)
  • シャッタースピード
  • 焦点距離
  • 明るさ

夜景が明る過ぎる問題

夜景はホントにすごい。夜でも昼間ように明るく撮れます。以下は夜景モードで撮った画像です。夕方でなく夜9時頃のものです。オートですが設定はホワイトバランス自動・露光時間1/4・ISO4000です。

夜景モードは、必要以上に明るい気がします。東京アラート中の都庁を撮ったものだが、アラート中のおどろおどろしさは、これだと撮れません。だったら「撮ってから画像を加工してアンダー(露出を暗く)にすればいいか!」と思い、やってみました。

確かにおどろおどろしい感じは出てきました。しかし赤みのある画像になってしまいました。少し不自然な色合いです。黒い部分は色つぶれもあります。今度はマニュアル(OnePlus7Tで言うとプロモード)で撮ってみました。設定はホワイトバランス自動・露光時間1/10・ISO3200です。

後からアンダーに補正したものより、黒つぶれもなく、自然な色合いになりました。設定のいじり方次第ではもっと雰囲気の違う写真が撮れるます。

汚い写真はオートでは撮れない

「アラートなので、アラートっぽい写真が撮りたい」そんな気分でしたが、タップ1つで撮れる画像は、どうしてもキレイに撮れてしまいます。普通のオート(OnePlus7Tで言うと「写真モード」)で撮ったものです。

緊迫感のある写真が撮りたいけど、オートではカリっと明るく撮れます。なんか、こう、汚くて緊迫感のある画像が欲しい!マニュアル(OnePlus7Tで言うと「プロモード」)で撮ってみました。

設定はホワイトバランス自動・露光時間3/5・ISO400です。スマホを揺らして撮ってます。(僕的には)アラートっぽくなりました。こういった荒い(汚い)写真の表現をするにはマニュアルでないと撮れません。

ブレブレですが、光の躍動感が出ています。横断歩道でカメラを構えたら(安全のため、止めましょう!)…信号が変わりそうで走った時の画像です。

スマホにマニュアル撮影は必要

今回は夜景をメインにマニュアル撮影をしてみました。夜景撮影の強みはスマホの強みと言う最近の傾向もありますが、写真はキレイだけではない楽しみ方もあります。雰囲気のある写真作りのためにはマニュアル撮影は必要です。写真表現には色々なものがあります。せっかくの機能なので、マニュアルモードでの撮影も試してみてはいかがでしょうか。

今回の作例はすべてOnePlus7Tです。カメラは3眼+1で光学2倍ズームが出来ます。カメラスペックは以下です。

  • 48MP(Sony IMX586 f/1.6 アウトカメラ)
  • 12MP(f/2.2 望遠 アウトカメラ)
  • 16MP(f/2.2 広角 アウトカメラ)
  • 16MP(Sony IMX471 f/2.0 インカメラ)

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OnePlus7Tの記事は以下もあります。ご参考にどうぞ。