OPPOから新たなReno5シリーズ、Reno5 Pro +登場。ポイントはSnapdragon865、カメラはIMX776を搭載。

2020年12月12日にReno5/5Proが発表されていましたが、年末の12月24日に新たにReno5 Pro +が発表となりました。これまで発表のReno5/5Proとの違いを含め見ていきましょう。

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OPPO Reno5 Pro+の価格

Reno5シリーズの最上位機種がReno5 Pro+。価格はReno5より2万円程、Reno5 Proより1万円程上がります。中国での発売は12月29日。日本では未発売です。

Reno5 Pro+
価格8/128GB 3999元(約6.4万円)
12/ 256GB 4499元(約7.2万円)

以下はすでに発表されているReno5シリーズのものです。


Reno5Reno5 Pro
価格8/128GB 2699元(約4.3万円)
12/256GB 2999元(約4.8万円)
8/128GB 3399元(約5.5万円)
12/256GB 3799元(約6.1万円)

OPPOではフラッグシップのFind Xシリーズ、ミドルレンジのRenoシリーズ、エントリークラスのAシリーズ、Kシリーズというラインナップになっています。

Reno5 Pro+のSoC

Renoシリーズの位置づけとしては、ミドルレンジですがReno5シリーズの最上位機種のReno5 Pro+にはフラッグシップ同等のSoCを搭載しています。


Reno5Reno5 ProReno5 Pro+
SoCQualcomm
Snapdragon765G
MediaTek
Dimensity1000 +
Qualcomm
Snapdragon865
参考:Antutu
ベンチマーク
302,000522,000685,000

他の機種との価格差はSoCに出ているとも言えます。現時点の最高峰のSoC搭載です(近々最新のSnapdragon888搭載機が出そうですが…)。多くの方にはオーバースペックな処理能力ですが、利用時のサクサクした心地良さがあります。

スペック自体はReno5 Proでも充分なものですが、価格に大差がなければ処理能力の高いものを選びたくなります。

Reno5 Pro+のカメラ

Reno5Pro+の最大の関心事は、ずばりカメラです。今回搭載されるメインセンサーはSONYとの共同開発したIMX776。ここが注目のポイントです。


Reno5/5 Pro共通Reno5 Pro+
リアカメラメイン:64MP
広角:8MP
マクロ:2MP
ポートレート:2MP
メイン:50MP IMX776
広角:16MP
テレフォト:13MP
マクロ:2MP
インカメラ32MP(Reno5はAF非対応)32MP

カメラに定評のある機種(Find X2、Oneplus8 などのメインカメラ)に搭載されていたIMX586の次世代に当たるIMX776が搭載されています。

センサーサイズが1/1.56と大きくなり、IMX586よりも光を取り込む量が68.3%増加しています。明るさの違う画像を合成するHDRでの動画に効果があります。逆光での撮影に強いです。

また、オートフォーカスの精度が向上して素早いピント合わせが可能です。撮影速度が速くなるのはもちろん、動画でも高速オートフォーカスでピントが合います。

Reno5シリーズは動画に力を入れていますが、IMX776搭載で光学手振れ補正(OIS)と電子手振れ補正(EIS)の両方が付いていてブレにも強くなっています。その他Reno5/5Proで使える機能は同様についています。

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Reno5 Pro+のディスプレイ、バッテリー

画面サイズは5 Proと5 Pro+は同じですが、わずかに5 Pro+の方が大きいです。同じ筐体を使わずに5 Pro+用にしています。


Reno5Reno5 ProReno5 Pro+
サイズ6.43インチ
159.1×73.4×7.9mm
6.55インチ
159.7x73.2x7.6mm
6.55インチ
159.9x72.5x7.99mm
重さ172g173g184g
バッテリー4300mAh
急速充電65W
4350mAh
急速充電65W
4500mAh
急速充電65W

バッテリーのサイズが微妙に大きくなっていて、その分重さも上位機種程重くなっています。共通する急速充電65Wは5分の充電で4時間使えます。

その他はReno5/5Proと共通です。


Reno5/5 Pro/5 Pro+共通
リフレッシュレート最大90Hz 60Hz選択可
タッチサンプリングレート最大180Hz
パネル有機EL

1秒間に何度画面を読み込むかのリフレッシュレートは消費電力を抑える60Hzが選択できるのが良いです。

Reno5 Pro+にはロサンゼルスのビジュアルアーティストJoshua VidesのArtist LimitedEdition版があります。これ欲しいです。

まとめ

Reno5/5Proから12日遅れで発表されたReno5 Pro+。ポイントは2点です。

  • 現時点の最高レベルのSoC Snapdragon865搭載
  • スマホ初搭載となるSONYとの共同開発のIMX776の50MPのカメラ

イメージセンサーの大きいカメラは魅力的。カメラには定評のあるOPPOなので、カメラ重視であれば手にしたいスマホです。

4Gの対応バンドは以下なので日本でも問題なく利用できそうです。

Reno5Pro+対応4Gバンド:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26
◎docomo(1,3,19)◎au(1,18/26)◎Softbank(1,3,8)

日本で販売されているRenoシリーズは現在Reno3Aなので、技適を通過して日本で販売されるのは、まだ先になりそうです。個人的にはすごく気になる機種です。出来れば限定版が欲しいですが、限定版は入って来ないのが通例です。

カメラ重視でスマホ探しをしている方の参考になれば幸いです。

参考公式HP:https://www.oppo.com/cn/smartphones/series-reno/reno5-pro-plus/