OPPOからスマートウォッチ、イヤホンを発表。「OPPO Watch」「OPPO ENCO」OPPO新商品発表会【後編】

先日(2020年7月21日)行われたOPPO新商品発表会にて、発表済スマホ3種の発売日発表と共に、アクセサリ3種類の発表がありました。今回は発表されたアクセサリについて紹介いたします。スマホ3機種の比較は【前編】をご覧ください。

関連:OPPOの新商品3機種は何が違う?OPPO新商品発表会【前編】

OPPO Watchと同ランク機との比較

競合機種との比較を表にしたのが、以下になります。

OPPO WatchHUAWEI
Watch GT2e
Galaxy
Watch Active2
参考
価格
25,800円
(8月下旬発売)
20,419円39,309円
OSWear OS
by Google
不明Tizenベース
Wearable OS 4.0
バッテリー最大14日間約2週間通常使用丸1日以上
防水
防塵
3ATM5ATM5ATM+IP68
センサー加速度
ジャイロ
磁気
気圧
光学式心拍
静電容量
調光
加速度
ジャイロ
磁気
気圧
光学式心拍
環境光
装着検知
加速度
ジャイロ
気圧
心拍
環境光
ディスプレイ41mm
320×360 AMOLED
46mm
AMOLED 454 x 454 HD
44 mm,
Circular Super
AMOLED (360 x 360)
その他プロセッサー:
Snapdragon Wear3100
+Ambiq Micro Apollo 3
チップ:
HUAWEI Kirin A1
AP:
Exynos 9110 Dual core 1.15GHz

価格的にライバルはHuawei Watch GT2eですが、ポイントはOPPO WatchにはWear OS by Googleが搭載されているところ。アプリによる拡張性が高くなっています。Galaxy Watch Active2はセンサー数に対し高く感じてしまいます。現状OPPO Watchは未発売で価格はOPPO公表のものですが、実際はもう少し下がりそうです。発表会でのOPPO Watchのポイントは以下でした。

  • 見やすく操作がしやすい大画面。3気圧防水で水泳も心配なく、壁紙も変更ができる
  • Wear OS by Googleを搭載でGoogle Playから4000を超えるアプリが選べる。LINEなどのスマホアプリとの連携も可能。iOSにも対応。
  • 高速充電「VOOC Flash Chage」対応で75分でフル充電が可能。通常使用では24時間、スマートパワーセーブ(省エネ)モードだと最大2週間
  • 健康管理機能ではランニングやフィットネス、フォームがわかるスイミング機能で効率的な運動をサポートし、睡眠トラッキングにて最適な睡眠方法を提案

ワイヤレスイヤホン「OPPO ENCO W51/ W11」

ワイヤレスイヤホンは2機種の発表です。「Enco」の読み方は「アンコー」。アンコールから取ったとのこと。Encoシリーズの特徴は以下になります。

  • 防水・防塵 
  • 遅延の少ないスマホとの接続「左右同時転送方式」
  • ノイズキャンセリング機能 
  • 急速充電

2機種の違いを表にしました。

Enco W11Enco W51
価格5,800円15,800円
ドライバ8mm
ダイナミック
ドライバー
7mm デュアル
ダイナミック
ドライバー
周波数
応対範囲
20Hz~20KHz20Hz~20KHz
Bluetooth5.05.0
再生時間
音量
50%時
イヤホンのみ 
最大5時間
充電ケース込み
最大20時間
イヤホンのみ 
ANC ON最大3.5時間 
ANC OFF 4時間
充電ケース込み
ANC ON最大20時間 
ACN OFF 最大24時間
防水・防塵IP55IP54
重さ4.4g(イヤホン片方)
35.5g(充電ケース)
3.95g(イヤホン片方) 
47.6g(充電ケース)
その他チタンコーティングDDハイブリットノイズキャンセリング
TPUグラフェンコーティングDD

W11のノイズキャンセリングは通話時のみですが、W51の方は音楽再生時も通話時も最大35dbまでの雑音を遮断する強力なノイズキャンセリング機能があり、音質もアルゴリズムで補強されています。

アクセサリの販売先

OPPO Watch、OPPO Encoシリーズとも販売は2020年8月上旬です。購入先は以下がOPPO公式HPにて掲載されていますが、販売前のためかリンクが非活性になっています。

新商品発表会まとめ

今回の発表会は発表済スマホ3機種の発売日発表と、スマホアクセサリの発表でした。これに伴うプロモーションとして指原莉乃さんに加え、新キャラクターに木梨憲武さんが加わる発表もありました。若者以外の獲得を目指しているように感じます。新しもの好きの50代には5Gスマホが気になる人も結構いそうだし、SIMフリーをはじめて買う高齢層にも訴求できそうです。

ワイヤレスイヤホンとスマートウォッチは各社スマホメーカーからも良く出る商品で、あえて新商品を出した意図は正直わかりません。価格、機能的にインパクトがあったとも思えず…ただOPPO WatchにWear OS by Googleを搭載したことには意味がある気がします。今後もOPPOはGoogle との良好な関係が続くと、ユーザーはOPPOを選びやすいです。

SIMフリーのReno 3Aが売れるのは前作Reno Aを見ると分かる気がしますが、au取り扱いのフラッグシップFind X2 Proや、SoftBank取り扱いの安価な5GスマホReno3 5Gがどこまで売れるのか、気になるところです。