おはようございます!
今回は同じ識別番号を持つスマホが13500台以上見つかったインドでの事件についてです。日本ではあまり起きることの無いような事件ですが、一体どういう事件なのでしょう。IMEIって何?って方も是非見てください。
IMEIとは何か?
スマホや携帯電話には端末を識別する番号が1台毎に付いています。それが「IMEI」です。「国際移動体装置識別番号( International Mobile Equipment Identifier)」の頭文字を取っています。IMEIは15桁の数字で表されていて、数字には製造したメーカーや、機種の番号、製造国、シリアル番号などで出来ています。
IMEIは何に使われる?
携帯機器が盗まれた時、通信キャリアに連絡をすると携帯機器を止めてもらいますが、その時にIMEIを利用するケースがあります。登録されたIMEIは盗難された機器であるブラックリストに載せ利用の制限を掛けます。これをすることにより、窃盗による転売や、犯罪に使われることを防ぐことができます。
IMEI番号は容易に変えられないようになっており、そのためブラックリストが有効に作用するのですが…特殊なツールを使用すればIMEIを変えることは出来てしまうようです。
13500台が同じIMEI?
今回インドで起きたのはVIVOによって製造された13,500台以上のスマホが同じIMEIを利用していたという事件。インドの警察では製造業者とそのサービスセンターに対して訴訟を起こしています。
VIVOのサービスセンターで修理されたにもかかわらず、スマホに不具合があり調査したところ発覚。スマホの外箱に記載のIMEIと端末のものが相違していたそうです。インド警察ではこうした同じIMEIのスマホは身元が判明できず犯罪に利用されるため、これは携帯電話会社の一部の過失の結果であると警察関係者は述べています。
あなたのIMEIは大丈夫?確認方法は?
キャリアとか、量販店で購入したものは大丈夫そうなイメージはありますが、最近は中古の個人売買や、海外からスマホを輸入するケースもあると思います。そんな時、自分のスマホのIMEIを確認する方法があります。気になる方は、スマホが入ってた外箱と中身が同じか確認してみましょう。
- 通話の電話番号入力画面に「*#06#」と入力するとIMEIが出てきます。
一部上記方法でIMEIが確認できない端末もあるようです。ちなみに私は外箱と同じ番号でした。
本記事はhttps://indianexpress.com/article/technology/mobile-tabs/vivo-phones-same-imei-13500-6444369/を参照しています。