スマホに使われる用語をまとめてみました。関連記事がある場合はリンクがついています。これから用語も増えていきます。
ア行
アウトカメラ
スマホの背面に付いたカメラ。最近の機種では複数のカメラが付いている。それぞれのカメラの用途は限られている。流行りの主な構成は、次のようなもの。
メインカメラ:大体、画素数が一番高く綺麗に撮れるもの。
広角カメラ:画角が広く風景、集合写真などに向く。使用頻度は高い。
マクロカメラ:接写してもピントが合う。昆虫や花などカメラを近づけて撮れる。面白い写真が撮れるので初めは良く使うけど、だんだんと使わなくなったりする。また、高画質のものであれば「接写しなくても拡大トリミングすればいいじゃん!」という人がいるが、人は接写したい生き物だと思う。
深度センサー:一眼カメラのようなボケを作るために、被写体との距離を測るもの。ナチュラルなボケは難しいのか、ボケ過ぎたり、距離感の掴めてないおかしなボケをするものも少なくはない。わざとらしいボケとかもある。人間同士の距離間も難しい。
望遠カメラ:ズームにはレンズを調整して行う光学ズームと、デジタル処理(簡単に言えば拡大トリミング)をするデジタルズームがある。光学ズームだと画質の劣化が少ないが、引き伸ばし処理のデジタルズームは画像が劣化しがち。50倍ズームが出来る機種(Huawei P40 Pro 5G)もあるが、用途はなんでしょうね…
Apple(アップル)
日本で人気のスマホiPhoneを提供するアメリカ企業。自社製品を販売するアップルストアは、世界中にあるがナゼかガラス張りのデザイン。このガラスの強度は高く暴動の際でも破壊されなかった店舗があった。
Antutu(アンツツ)
中国の企業「安兔兔」が作成したベンチマークソフト(アプリ)。スマホやタブレットの性能比較で世界中で用いられる。アプリの配布を行っていたGooglePlayから2020年3月に違反があったとして削除された。Antutu側は、誤解であると反論をしている。ちなみにIOSのAPP Storeでは現在も配布中。Antutu公式ホームページからもダウンロードできる。2020年5月時点で最高値とされるのは、Snapdragon865搭載機 Xiaomi Mi 10Proの59万点。
イメージセンサー
カメラの部品。レンズで取り込んだ光をデジタル化して画像を作る。スマホのCMOSイメージセンサーはSONYが50%のシェアを持つ。カメラが良いと言われるものはSONYの「Exmor CMOS Sensor」ブランドの最新モデルを搭載されることが多い。ちなみに2位はSamsung。
関連記事:
スマホのカメラ?有効画素数とイメージセンサーについて SONY Exmor編
スマホのカメラ。有効画素数とイメージセンサーについて Samsung ISOCELL編
インカメラ
ディスプレイ側についているカメラのこと。中華系のスマホはインカメラにも力を入れていてアウトカメラよりも高画素のカメラをインカメラに付けることがある。「インとアウトで差をつけるなんてひどい、同じカメラにしてよ」という人には、アウトカメラがインカメラになるASUSのZenFone6がある。
MVNO(エムブイエヌオー)
仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)。一般的には格安SIM業者(IIJ、OCNモバイルONE、LINEモバイル、UQ mobileなど)のこと。自社で通信回線設備を持たないため、MNOから回線を借りてユーザーへ提供している。回線の借りる条件に差がないため、MVMO業者間で大きな差が出にくい。楽天の三木谷社長はMVMOを「(MNOの)奴隷みたいなもの」と発言。その後奴隷側から卒業するのだが…(MNOへ続く)
MNO(エムエヌオー)
移動体通信事業者(Mobile Network Operator)。自社で通信回線設備を持つ業者のこと。日本でMNOと言うと、主に携帯電話通信回線を持つdocomo、Softbank、KDDI(au)と楽天モバイルの4社のこと。MVNO時代、奴隷と言っていた楽天・三木谷社長はMNO業者となった。楽天モバイルは自社回線エリアが狭いため、auから回線を借りてサービス開始し、定額使い放題の「UN-LiMIT」を発表するも、auから回線を借りた分(MVNO分)の通信利用は5GB/月までというLimitサービス(注1)になった。
今後MNOはMVNOに5G回線を貸し出すのか注目されるが、なんちゃって5G(注2)問題や、そもそもパケットのカウントに4Gと5Gを区別することが困難など技術的な課題も多い。
注1)Limitサービス:東京23区くらいにお住まいだと楽天回線内なのでホントUn-LiMITです。問題は地方圏。
注2)なんちゃって5G:4G回線を使って5G通信を行う技術(DSS)。これが行われると4Gエリアが5G対応になるが、本物の5Gより通信速度は遅くなる。日本では法整備が必要。
カ行
ラ行
リフレッシュレート
1秒間で何回ディスプレイをリフレッシュするかの単位。普通のスマホは60Hz=1秒間で60回リフレッシュしている。数値が大きい程、画面がカクカクせず滑らかでヌルヌルと動く。最近では90Hzから高リフレッシュレートと呼ぶ。