OPPOより新機種Reno4 SEの発売が発表されました。日本ではReno3 Aが2020年6月に販売開始していますが、中国ではすでにReno4が販売され、Reno4の廉価版としてReno4 SEの販売が開始されます。どんな機種か見てみましょう。
OPPO Reno4 SEはどんな機種?
Renoシリーズはミドルハイのスペックモデルです。ネーミングのパターンはiPhoneと同じく(似せた?)「SE」が付いていてReno4の廉価版になります。SEが付くので小型になったことは想像できると思いますが、最大のポイントは急速充電です。
65Wの急速充電
65Wの急速充電はOPPOのフラッグシップ機Find X2と同じです。4300mAhのバッテリーは2150mAhの電池を2つ搭載しています。これが充電をより早くさせています。5分の充電で4時間の利用が可能。フル充電は最速37分というスピード。驚くべきスピードです。
Reno4 SEのSoCはMediaTekのDimensity720
5Gに対応したDimensityシリーズの搭載機はやはり増えてきそうです。Dimensity720のAntutuベンチマークは30万ほどのスコア。スコアを見る限りSnapdragon765Gと同程度のスペックです。十分なスペックです。
Reno4 SEのカメラ
カメラ構成は背面3眼、前面1眼と一般的なものです。カメラに定評のあるOPPOらしく機能は十分です。
- メインカメラは48MP F1.7絞り、6Pレンズ、AF
- 広角カメラ8MP F2.2口径、5Pレンズ、119°超広角で歪み補正後の105°
- マクロカメラ2MP F2.4口径、3Pレンズ
- 前面自撮りカメラは32MP F2.4絞り、5Pレンズ
- 手振れ補正は電子式
- AIによる美肌
- 夜景でのポートレート機能
- 背景を白黒にするポートレイト など
Reno4 SEのスペック
最後はスペック表です。5Gは対応ですが、ミリ波は非対応です。中国流通版のスペックですので、今後グローバル版とは異なる場合があります。
タイトル | OPPO Reno4 SE |
販売日 | 2020年9月25日(中国にて) |
参考価格 | 2499~2799元 約3.9万~4.3万円 |
SoC | Dimensity720 |
Antutuベンチマーク | 290000 |
RAM | 8GB |
ROM | 128/256GB |
アウトカメラ | メイン48MP 広角8MP マクロ2MP |
インカメラ | 32MP |
ディスプレイ | 6.43インチ AMOLED有機EL |
サイズ | 160.5×73.9×7.85mm |
バッテリー | 2150mAhx2 |
重さ | 169g |
OS | ColorOS7.2 Android10ベース |
ネットワーク | 4G:LTE FDD B1/3/4/5/7/8 5G:n1/3/41/ 77/78/79 |
まとめ
Reno4 SEをまとめると以下になります。
- Reno4の廉価版ながらミドルハイのスペック
- 急速充電65Wとすごい早い!
- 小型で軽量169g
- 5G対応のDimensity720搭載で処理能力も充分
- 一般的構成ながらカメラに定評のあるOPPOで機能も充分
5G対応でリーズナブルだけど、スペックに抜かりない。
このタイプが今のスマホの売れ線です。この傾向は世界的に5Gが日常化するまで、しばらく続くような気がします。最近重くなりがちなスマホですが、OPPOは軽量化をしてきました。5Gの電力消費が大きいため、バッテリーの大型化が起きている中、軽量してくる開発力はさすがです。日常的に持つスマホは出来るなら軽い方が良い。日本での発売は当面なさそうに思いますが、SIMフリーで出ると良いですね。
公式:https://www.oppo.com/cn/smartphones/series-reno/reno4-se/