moto e6s実機レビュー。軽量でリーズナブルだけど、どんなスマホ？

実はプレゼント企画で当選してゲットした「moto e6s」。格安SIMでも取り扱いの多いリーズナブルスマホなので目にした方も多いと思います。実際使って使用感などをまとめてみました。

moto e6sはどんな機種？

スペックは以下の通りです。スペックは抑えめですが、その分お安いです。

moto e6sの同梱物

イヤホンと充電器、USBケーブル（Type A⇔microUSB）、SIMピン、透明のスマホケースが付いてます。

moto e6sの外観

本機はエレキピンク。女子っぽいピンクでもないので、男性でも使える色です。上部の丸いMマークが指紋認証。認証速度は速くないですが、普通です。

上部にイヤホンジャックがあって、下にはmicroUSBの穴があります。

ケースを付けた状態で170ｇでした。軽くて持ちやすい大きさです。

moto e6sのアプリ

初期でのアプリは以下のようなもの。一般的なものです。ん？となったのはFMラジオ（後述）くらいです。

正直スペックは低いmoto e6s。ブラウジングのカクツキ、アプリ起動時のもっさり感はあります。Wi-Fi利用でGoogleニュースの読み込みに少し間があります。ニュースの画像それぞれの表示も読み込みに時間が掛かるので、画面スライドがちょこちょこ止まります。

サクサクではないですが、この辺は比較の問題で慣れだったりもします。安価に済ませたいサブのスマホなら「こんなものかな～」と思えるレベルです。

moto e6sのカメラ

カメラについても最低限の機能になってます。ピントは画面タッチで行います。タッチするとタッチした場所に明暗を調整する「＊」（に似た）マークが現れます。＊を上下に動かし明暗が調整できます。ただし、ISO感度やシャッタースピードなどを変更する機能（俗に言うプロモード）はありません。

使える機能を試してみました。

ズーム

デジタルズームで4倍まで。下の画像程の拡大ができます。

ポートレイト

背景ボケが出来るモードです。ボケ無しの状態が下のもの。画面上のシャッターマーク上の白〇をスライドさせてボケ度を調整します。

最大ボケが以下のもの。背景がちゃんとボケています。0～14までの15段階でボケれます。

美肌モード

美肌モードが未設定の状態。

最大美肌100の設定。大分白くなりましたが、最大値のためか少し白飛びの様にも見えます。結構変わりますね。

Google Lens

moto e6sにはGoogle Lens機能がデフォルトで付いてます。Google Lens機能を使うと、翻訳や、商品検索などをしてくれます。

また、海外などで「これ、なんて食べ物だろ？」なんて思った時は、料理を写して調べる「食事」検索機能もあります。

オムライスの画像を写すとちゃんと認識しました。何気に便利です。

moto e6sで気になったFMラジオ

moto e6sではFMラジオが聞けます…というと「どんなスマホでもradikoで聴けるよ！」と言われてしまいそうですが、radikoはインターネット回線が必要です。

一方moto e6sのFMラジオはネット回線を必要とせずFMラジオの電波を受信して聞くことができます。イヤホンを差すことでアンテナの代わりになり受信できます。

FMラジオのアプリを立ち上げ、地域の放送局を取得してチャンネル選択ができる様になります。画面はこんな感じ。

画面がOFFになっても、他のアプリを使っててもバックグラウンドで動いてくれるので、ラジオの音は止まりません。

これの何が良いのかというと、ネットが使えないような有事の時にもラジオを受信することができる！ということ。災害時の情報取得にも安心です。また、ネット回線でないのでパケットを消費しないメリットもあります。
また、radikoでは生でも数秒のタイムラグがありますが、FMラジオにはありません。

まとめ

スペックは控えめですが、用途の決まったサブ機や、業務用スマホには問題ないスマホです。カメラのスペックも高くはないですが、機能もそれなりに付いていて、Google Lensもデフォルトで使えるので実用性はあります。

使用頻度が少ない高齢の方にも軽いので持ちやすいスマホです。

またFMラジオはあると安心の機能です。最近災害も多いので、もしかの時に役立つかも知れません。価格もお手頃です。検討の参考にしてみてください。

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