スマートバンドのMi Band4を使って1週間。充電後はほぼ外すことなく装着して過ごしてみました。実際に使ってみた感想と、中国で発売されているMi Band 5との違いをまとめてみました。
Mi Band 4は何ができるの?
Mi Band 4が何なのか?今一つピンと来ない人も多いと思います。正直何ができるのか調べるまで、僕もわかりませんでした。単なる腕時計?と思ってました。しかし、使って見ると分かる。Mi Band 4を一言で表すとこうなります。
「心拍数を計測してくれるセンサー付きの時計」です。
画像のように2か所から緑色の光が点滅して計測してます。
使い方としてはスマホアプリ「Mi Fit」と連動させてMi Bandで測定したものを計測していきます。Mi Band単体でも記録はしてますが、Bandに表示されるものは、現在の値だけです。時系列にデータを管理する場合にはスマホアプリ「Mi Fit」も必要になります。
睡眠トラッキングを試す
購入の動機は夜の睡眠トラッキングを試してみたかったこと。自分の睡眠がどんな状態なのか測定したかったのですが、どうやって睡眠を計測するのかは謎でした。実は今も謎ですが、おそらく動きの感知と心拍数で睡眠を感知しているような気がします。
睡眠トラッキングでわかることは、睡眠の浅い深い、同じ属性の人の中でどのくらいの睡眠量、睡眠の質を見ることが出来ます。肉体的に疲れている(ランニングをした日など)と深い睡眠が増えてました。こういうのがわかると、ずっと装着していたくなります。
走った日の睡眠 寝つきが悪い日
日本語が少し微妙な感じはします。「7%のユーザーより良い…」って、それは上から93%より悪いって意味と思う。
ワークアウト機能も試す
ワークアウトの中の「屋外ランニング」を試してみた。測定出来るのは以下の画像のようなもの。僕がわからなかった用語は以下調べました。
- ケイデンス:1分間当たりの足の回転(ステップ)数
- ストライド:歩幅
- インテンシブ:激しい運動(⇔リラックスかな?)
僕のランニングはHIIT(高強度インターバルトレーニング)風なので、(壮年男子なりに)激しく走る→ちょい歩く→激しく走る…を15分程繰り返してます。なので無酸素運動が多くなっているのは適切に測れてそうです。その後はウォーキングして25分程度。
ワークアウトの「ウォーキング」では以下のようなものが測れます…が平均心拍数が表示されていません。
実はランニングも2回行って1回計測されないことがあった。ワークアウトを設定すると「3、2、1 GO!」のカウントダウンが始まる。設定はちゃんとしていたのだが1回は「屋外ランニング」測れなかった。どっかボタン触ってしまったのか…
ワークアウトで物足りない点
ちゃんと測れないことがあったのは物足りないが、それよりもGPSが付いてて欲しいと思う。どこを走って何キロになったのか、地図に表示されて欲しい。スマホとMi Band 4の両方を持って走ると、スマホのGPSで計測してくれるが、走っている時にスマホを持ちたくない。僕はサイフも持っていかないので。となると、スマートバンドでコンビニ決済できると良いなと思う。
…3千円台のデバイスにそこまで要求するのは酷ですね。地図上のルートはわからないけど何キロ走ったかは計測してくれるので、千円札ポッケに入れてワークアウトすればイイや。先日、取り出すの忘れて、千円札ポッケに入れたまま洗濯してしまったけどね。
Mi Band 5とMi Band 4の違い
今グローバル版のMi Band 5も出ていますので、新しくなって何が違うのかをみてみましょう。進化したところをオレンジ色にしました。
Mi Band 4 | Mi Band 5 | |
画面サイズ | 0.95インチ | 1.1インチ |
重さ | 22.1g(バンド込み) | 11.9g(実測バンド込み23g) |
耐水 | 5ATM | 5ATM |
RAM | 512KB | 512KB |
ROM | 16MB | 16MB |
バッテリー | 最大14日 | 最大14日 |
センサー | 3軸加速計 3軸ジャイロスコープ | 3軸加速計 3軸ジャイロスコープ |
ワークアウト | 6 | 11 |
睡眠モニタリング | 夜だけ? | 24時間 |
女性の健康管理 | なし | あり |
健康モード | なし | 3 |
Mi Band 5になってワークアウトで測れる種目が増えています。不規則な動きの登山、ハイキングなども計測できるように心拍数モニタリング精度が最大50%上昇したそうです。女性特有の健康状態も測れるようになっています。そしてさらに軽くなった!Mi Band 4でも装着していることが気にならないのですが、さらに軽くなるなんて、すごいです。
しかしながら、男性の僕は買い直すほどでは無いかなと思います。
まとめ
Mi Band 4は3千円台でずっと心拍数を測ってくれるので、HIITなどの負荷を気にしながら運動する人には良いものです。目覚ましも振動してくれるのは、思ったより良いです。今のところちゃんと目が覚めます。また、色んな所で書かれてますが、電池持ちが良いです。フル充電から24時間心拍数を計測してますが、7日使って電池50%でした。
GPSや決済機能はないけれど、価格を考えると充分です。これから買うのであれば、価格差も然程ないのでMi Band 5をおススメします。5だと昼寝しても睡眠モニタリングしてくれます。ただ、日本国内ではMi Band 5はまだ正規取り扱いはありませんので、平行輸入物になります。
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